【高卒就活のリスク3つ】進学せず就職の選択を取った末路

高卒で就職したら、大卒よりも将来不利なのかな

高校生の就活ってよくわかんないし、やっぱり大学にいったほうがいいのかな

高校生で就活をすることに対して、あなたは不安を感じているのではないでしょうか。

就職する友達が少なかったら、「自分だけ」と不安になりますよね。

周りに仲間もおらず、わからないことだらけで不安ばかりの就活。

「実際就活してるひとなんているの?」「内定先があるひとってどれくらい?」

高卒での就活に対する不安が、あなたの頭の中を占拠しているのではないでしょうか。

自分だけが知らなくて置いて行かれているかもと不安になっているのかもしれません。

そもそも、就活か進学で悩んだりもしていますよね。

でも安心してください。大丈夫です。

この記事では「高卒就活の現状から就職先の選び方」まで事細かにお伝えします。

就活を選んだ場合の高校生活や将来を一緒に考えてみることで、あなたが進路を決める一歩を踏み出せること間違いなしです。

目次

1.就活するひとは1/6!【高校3年生の進路の現状】

高校から大学に進学、大学新卒で就職することが一般的な社会。

「安定」には、大学への進学がセオリー(一般的)のような風潮がありますよね。

でも、実際に高校生からでも社会に出て活躍している人はいます。

具体的にどれくらいの人数が進学していて、就職しているかなんて知らないですよね。

あまり聞かない高卒での就活に対して想像していてもよくない方向に進んで行くだけ。

一度現状を把握して、大卒と高卒での就活の違いを探していきましょう。

1−1.高校生の就職状況【17%は就職希望】

高校生って大学進学が基本なの?

よくわかんないけど大学いったほうがいいのかなぁ

でもそんな大学で学びたいこともないしなぁ

高校によって進学率はさまざま。周りが進学ばかりだと「進学のほうがいいのかな」と不安になることも多いでしょう。

実際、高校生の進路はどのようになっているのでしょうか。

文部科学省が調査した、平成30年度卒業者の就職希望者は17.7%、そのうちの98.2%が就職しています。

つまり、高校3年生の6人に1人は就職しているというわけです。

思ったより就職を選ぶ人数が多かったのではないでしょうか。

1−2.既卒者の就職状況【既卒だと一気に厳しい】

高校卒業したあと、何したいんかわからんくてフリーターしてたけどそろそろやばそう

学歴高卒やし、新卒じゃないけど就職先はあるのだろうか

学歴が高卒、フリーターをしていた、仕事・大学をやめた。

さまざまな要因から、就活に対して不安を感じるひとも多いのではないでしょうか。

「大卒のみ募集」「経験者のみ募集」など、応募できない求人を目の当たりにしているかもしれません。

しかし、高卒フリーターでも就職先を見つけることは可能です。

ただ、フリーターの期間が長くなると、就職しにくくもなるので要注意です!

既卒での就活が不安なあなたは、「【既卒就活を成功させる方法】実態から2つのコツまでエージェントが解説【変な見られ方を挽回】」の記事にて、既卒就活の現実を専門家が解説しているので参考にしてみてください!

一生フリーターについてその末路を解説している記事もありますので、合わせてどうぞ。

1−3.男女の就職状況の違い【差はほぼなし】

高卒はスキルとかないし、男のひとのほうが就職しやすそう

女で学歴ないとか、そんないい仕事ないんじゃないのかな

男女差別の是正が進んでいることもあり、就職内定率に関しては男女での差はほとんどありません。

文部科学省が平成30年度の高校3年生の進路について調査したところ、就職希望者のうち就職が成功した男子生徒は98.5%、女子生徒は97.6%でした。

つまり、男女での就活のやりにくさに対する懸念はほとんどないということです。

しかし、これは就職希望者の中での割合です。

女子生徒のほうが高卒での就職に対して不安を感じて大学への進学を考えていることは明らかです。

大学への進学率は、男子生徒51.63%に対して女子生徒は57.77%。

人数にすると約3万人の差があります。

「大卒」という学歴は「スキル」や「専門性」の証明になります。

そのため、特に「女性」は高卒で就職先があるのかどうか不安を感じ、大学への進学を目指すのではないでしょうか。

つまり、高卒での就職率に差はないものの、女子生徒のほうが「スキル」や「学歴」「専門性」を求めている、というわけです。

高校3年生の就活は、あなたの想像以上に多く割合だったのでは?

しかし、就職先が見つからない不安、たとえば周りに就職希望者が居ないと、具体的にどうやって就活したらいいのかわからなかったりしますよね。

実は、高校生の就活にはさまざまなルールが存在します。

2.高校生の就活のリアル!【高校3年生の1年間の流れ】

まわりに高卒で就活する友達がいない。先輩もみんな進学していた。

経験者や仲間が周りに居なかったら、どうやって就活を進めたらいいのかわかりませんよね。

また、誰に相談すればいいのかもわからず不安をひとりで抱えているのではないでしょうか。

そこで、うまく就職していった人たちが、どんな風に就活を行い、就職していったのかを見ていきましょう!

2−1.高卒就活のスケジュール【1年の流れ】

就活を行う高校生は、いつから企業のことを調べ、どのように選考を受けていくのでしょうか。

厚生労働省が提示した20年度の高校3年生の1年間の就活の流れをご紹介します。

【令和3年3月新規高等学校卒業者の採用選考期日等】
 ○ 企業による学校への求人申込及び学校訪問開始  ・・・・ 7月1日
                             ※変更無し
 ○ 学校から企業への生徒の応募書類提出開始 ・・・・  10月5日
                        (沖縄県は9月30日)
                         ※変更前は9月5日
                        (沖縄県は8月30日)
 ○ 企業による選考開始及び採用内定開始    ・・・・  10月16日  
                         ※変更前は9月16日 

高校生の就活が本格的に始まるのは3年生の7月1日。それまでに3者面談などを通じて、希望職種や条件などを話し合います。

7月1日に企業から学校へ求人票が届きます。そこで初めて高校生は企業からの条件などを見ることができるというわけです。

そして、届いた求人票をもとに高校生は企業訪問などを行います。

その後10月5日から1次募集の書類提出が始まり、10月16日から選考が始まります。

20年は世界的な外出自粛などの影響もあり、書類提出や選考の日程が1ヶ月ずれました。

例年であれば、9月中に1次募集が終わる、という流れになっています。

3年生になってから始まり、6割以上は9月末に就活を終了する高校生の就活。

つまり、高校生で就活をするとかかる期間は半年。本格的に始まってからは約3ヶ月。

それに対して、大学生の就活はインターンの解禁が3回生の6月。内定が4回生の6月と1年かかります。

つまり、高校生の方が半分の時間で就活を終えることができてしまいます。

もちろん、2次募集が始まる10月以降も就活を続ける学生がいないわけではありません。

公務員試験や大学の推薦などがうまくいかなかった生徒などは、10月以降が就活の本腰をいれるタイミングだったりもします。

1年間の流れについてはわかりましたね。短期間で就職先が見つかる、というのが特徴ではないでしょうか。

実は、早く見つかるのには高校生の就活独自のルールに秘密があるのです。

2−2.高校生ならではの2つの闇のルール

「高校生の就活ってなんで半年で終わるの!?」

スケジュールを見て、あまりの短さに驚いたひとも少なくないのではないでしょうか。

実は、高校生が半年で就活を終わらせられるの背景には、独自のルールが関係しているのです!

闇ルール(1)応募できる企業は1社のみ

就活といえば、多くの企業の選考に応募して面接をたくさんする、みたいなイメージが強いのではないでしょうか。

実際、大学生の就活は多くのエントリーシートを提出し、何社もの会社の選考を同時に受けるスタイルです。

しかし、高校生の場合は違います。

1次募集で応募できる企業の数は、わずか1社。

学校からの推薦が必要な場合は校内選考があるため、成績によっては行きたい企業の選考を受けられないことも。

この理由は、「高校生の学業への影響を最小限に留めるため」

「1つしか受けられなかったら、落ちたらどうしたらいいの!?」

安心してください。学校の先生の多大なバックアップのもと選考に望めるので、大学よりも内定をもらえる確率は高いです。

ただし、内定をもらえるからと安心してはいけません。早期離職率も高く、3年以内は39.3%、1年以内は18.2%。

学業への負担が少ない分、企業のことをあまり知らないまま就職し離職する可能性が高くなるのです。

闇ルール(2)内定の辞退ができない

「とりあえず内定もらって、あわなさそうならやめて2次募集出せばいいか」

内定もらって取り消せばいい、なんて甘い考えをもって就職しようとしている高校生は要注意!高校生は、内定をもらったら取り消しはできません。

高校生の就活の場合、企業が学校に求人票を提出し、学校から応募してもらう制度です。

つまり、高校生の就活には仲介先として「学校」が存在します。

学校が仲介してくれているおかげで早く就活が終わるのですが、いいことばかりではありません。

校内選考に落ちて希望の企業に応募できなかったり、内定をもらってしまうと取り消しができなかったり。

将来を決める就職先であるにもかかわらず、自由に選べない、というわけです。

ここまで、高校生の就活の現状を見てきました。

希望の企業に応募できなかったり、辞退ができなかったり、いいことがないように見える高校生の就活。

でも悪いところばかりではないので、安心してください。

3.高卒で就活するメリット3選

高卒で就活をすることは、マイナスなことばかりなのでしょうか。

いいえ、そんなことはありません。

きちんと自分で考えて行動したのであれば、大学に進学してから就活して就職するよりもいいことがたくさんあります。

3−1.大学の学費を下げられる(約600万円もお得!?)

「特に進学して学びたいと思うことがない」「親に大学まで学費を払ってもらうのが申し訳ない」

大学に進学しても遊び呆けて勉強を全然しない、なんてひとたくさんいるのではないでしょうか。

目的もなくなんとなくレールに乗って進学した場合、勉強に手がつかなくなる可能性は高いですよね。

遊んでばかりだと、親が払ってくれる4年間の学費が無駄になってしまいます。

ちなみに、国立大学でも4年間で250万円の学費がかかります。私立理系だと、550万円。

専門学校への進学を希望したとしても、2年間で250万円弱。

それに対し、高卒で4年間働いた場合に得られる賃金は780万円、2年で350万円。

つまり高卒で進学すれば少なくとも600万円得をするというわけです。

※ただし、当然のごとく生涯賃金(長い目でみたとき)に差が出るので注意

3−2.早く社会に出られる

大学に進学すると社会に出るのは早くて22歳。

しかし、高卒で就職すれば18歳で社会に出て働くことができます。

つまり、進学した大学生が社会人1年目のとき、自分はもう5年目。

企業によっては、中堅社員として会社の戦力になっている可能性だって十分にあるというわけです。

早くに社会に出て、多くのことを学べば大卒の同級生よりも給料が高い可能性だって十分にあります!

大学生よりも時間の自由は少ないかもしれませんが、お金の自由はあるため、旅行などにもお金を使えてプライベートが充実したりもするでしょう。

3−3.しっかり教育してもらえる

大卒の新入社員は「即戦力」という見られ方をするのに対し、高卒の新入社員は「しっかり育てよう」としてくれます。

大学生は、バイトや課外の活動などで社会に出ている前提で採用されるのが大きな要因でしょう。

また、大卒の場合は有名大学からしか採用しないけど、4年間での成長を見越して高卒の採用もしている企業も存在します。

大卒だと「スキルをもっていること」が求められますが、高卒の場合は「スキルアップしていくこと」が求められます

なにか専門的なスキルを身につけたいなら、大学に進学するよりも実践ができる就職のほうがいいのかもしれません。

でも実際、大学に進学する人のほうが多いのが現状です。

なぜ進学者のほうが多いのかと言うと高卒での就職にはメリットだけでなくリスクがあるから。

では、リスクとは一体どういうものなのでしょうか。

4.高卒で就活するリスク3つを大公開

4−1.給料の差がじわじわ広がる

「大卒と高卒だと、どっちのほうが給料がいいの?」

令和元年に厚生労働省が初任給の概況について調査しています。

結果は、高卒男性の平均が18.2万円なのに対して大卒男性は22.9万円。これだけを見ると、明らかに大卒のほうが給料がいいと言えます。

また、令和元年に厚生労働省が調査した平均月収は高卒男性の場合29.3万円なのに対して大卒男性は40万円。

もちろんこれは平均値なので、働き方によっては大卒よりも稼ぐ高卒社会人だってたくさんいます。

反対に、高卒の平均値に満たない大卒社会人もいるでしょう。

しかしそれは、企業が違う場合です。企業ごとに平均賃金が異なるため、標準値に変動があります。

一般的に同じ企業で働いている社員の場合、高卒と大卒では大卒のほうが給料が高くなります。

大卒の給料を抜くことは、どれだけ高卒の社員が優秀であったとしてもほとんどありません。

つまり、大卒のほうが高い給料を得やすい、というのは明らかではないでしょうか。

4−2.壁が多くて応募できる求人が少ない

高校生の就活は学校側が仲介して行います。

つまり、学校に企業が求人票を送ってくれないと、その会社のことを知ることもできない、というわけです。

また、自分で探すこともできたり、2次募集があったりもしますが、「大卒限定」という求人が残念ながら大半を占めます。

即戦力の大卒に対して、これから成長していく高卒社員。

企業の状況によっても、どちらを多く採用したいと思うかは変わってきます。

自分の将来を決める大きな要因である就職先。

働き続けるためには、自分にあうところを見つけることが大切ですよね。

つまり、本来ならばさまざまな選択肢から熟考して選びたいもの

しかし高校生の場合、学歴や学校の仲介などによってそもそも選択肢が少ない。

比較して自分に合うところを検討することができない。

むしろ、自分があうと思っても校内選考で落ちたら選考を受けることさえできない。

高校生での就活では、自分にあう企業を見つけることがとても困難というわけです。

4−3.転職しにくい

「高校卒業と同時に就職したが、その企業があわず早期離職してしまった」

企業のこともよく知らず、自分が何をしたいのかもよくわからないまま決めた就職先。

あわない、なんてこといくらでも起こり得るでしょう。

ただ、「あわない」という理由でやめたあとの転職が高卒の場合大変だったりします。

「学歴」という壁。全く違う業界にやりたいことがあった場合、「未経験」という壁。

高卒で転職先を探すとなると、さまざまな壁が存在します。

つまり、高卒でフリーターになると、自力で転職先を見つけることは困難。

高卒でフリーターになった場合にどうすればいいのか、不安ですよね。

高卒フリーターの就活について不安なあなたは、「フリーターでも就職はできるのか?正社員になるためのたった1つの頼みの綱とは」の記事で専門家が高卒フリーターが就活ですべき行動を解説しているので参考にしてください!

不安がつきまとう高校生での就職。もし失敗したらどうなるのでしょうか。

実際どのような進路を選んでいったひとがいるのかをご紹介します。

5.高卒で就活に失敗したらどうなる?【3人の悲痛な叫び】

高校3年生のときに就活をしていたけど、失敗してしまったら挫折しますよね。

どう切り替えて進んでいけばいいか路頭に迷うかも知れません。

でも、実際に失敗してしまったひとはいます。失敗した人たちはどのようにその後の進路を決めたのでしょうか。

まず、就活の失敗には2種類あります。

  1. 第一希望の企業からの内定がもらえなかった
  2. どこからも内定がもらえなかった

両方の場合の体験談を紹介します。

(1)第一希望の企業からの内定がもらえなかった

高校3年生で就活を行ったAさん。

学校に届いた求人票を見ながら、「ここに就職したい」という想いを持てる会社を見つけました。

校内選考も通過。いざ、選考に向かいます。

しかし、結果は不採用。面接練習をしてくれた先生や応援してくれた家族や友人に申し訳ない気持ちでいっぱいになったそうです。

その後、Aさんが取った選択は2次募集の求人票の中から就職先を決める、というものでした。

高校3年間、進学を考えたことがなかったため就職以外の選択をとることができなかったのです。

なんとか2次募集の企業には内定をもらい、思い描いていた企業ではないもののAさんは就職という進路を進みました。

(2)どこからも内定がもらえなかった

どこからも内定をもらうことができなかったBさん。

高卒でフリーターから就職することに対して、就職のしにくさなどの不安を感じました。

そこで彼が考えたのは、1年間フリーターをしながら勉強し、「大卒」という学歴を手に入れること。

学歴を得て就職を有利にするために勉強することでした。

そして、1年間フリーターをしながら勉強し、彼は次の年に見事大学に合格しました。

Bさんと同じく、どこからも内定をもらえなかったCさん。

何も進路が決まっていない状況で卒業することに不安を感じました。

「このまま卒業してフリーターになったら、自分は社会に戻れないかもしれない」

という思いから、なんとか合格できそうな専門学校を探し、勉強して合格。

ギリギリではあったものの卒業までに進路を決めることができました。

一言で「就活に失敗した」と言っても、失敗の種類は人それぞれ。全く同じ事例があるかと言われたらそうではない可能性のほうが高いです。

高校生で就職だけを考えていると、失敗したときにとても焦ることになると思います。

そのまま何も考えずにフリーター、なんて選択はとても危険。

フリーターをずるずる続けてしまうことが考えられます。

ただ、就活に失敗しても選択できる進路はいくつかあるということは忘れないでください。

紹介した以外にも、卒業後フリーターをしながら就職先を探す、ということも可能でしょう。

でも、できるだけ就活に失敗した、という思いはしたくないですよね。

では、高校生が就職しやすい業界というのはどのようなところなのでしょうか。

6.高校生の就活におすすめの業界5選!

6−1.IT業界【高卒でも高年収狙える】

IoT化が進み、AIとの共存を社会が目指している今、IT業界は多くの人材を求めています。

また、今は技術者も少なく、未経験者を採用し、現場での経験を積みながらスキルアップを求める会社が多いです。

そのため、若いうちからITに触れてスキルアップをめざせる高校生を求めている企業も多数

しかし、安心しないでください。大学で専門的に学んできた層に敵わないことは一目瞭然。

入社後のスキルアップがないと、大卒で入ってきた新入社員にどんどん追い抜かれていくでしょう。

IT業界はこれから発展していく業界で、人でが求められているのは事実。

しかしIoT化が進み人手を求めている現状に甘えることなく、スキルアップに望めるひとにおすすめします。

6−2.サービス業界【高卒でも学歴不問なので安心】

飲食やアパレルなどが含まれるサービス業界。高卒社員のメインとなるのは店頭でのスタッフでしょう。

サービス業界は、学歴が求められることは基本的にありません。

学歴よりも、アパレルではファッションへの興味など、取り扱う商品に対する関心や知識のほうが求められます。

もしあなたが、店頭でのスタッフ勤務を希望とするならば、大学にいかず高卒で就職したほうが経験も積めるのでおすすめします。

しかし、店長や本社勤務などの出世を望むとなると、高卒からの逆転は難しい場合が多いので要注意。

ファッションへの興味があり企画などをしたいと考えるなら、専門的な大学へ進むか、店頭で優秀な実績を収める必要があるでしょう。

店頭スタッフよりも本社勤務を希望するなら、大学や専門学校への進学をおすすめします。

6−3.運送業界【高卒でも体力あれば稼げる】

バスやトラックを運転してものやひとを届ける運送業界。

物流が盛んに行われる現代社会で、衰退することのない業界でしょう。

高卒の場合は、ドライバーでの採用がほとんどとなっています。

高卒での採用が本格化した要因は、17年3月に行われた運転免許の法改正。

それまでは普通免許取得後3年経たないと運転できなかった中型トラックが、高卒からでも運転できるようになりました。

しかし、ドライバーは危険や責任と隣り合わせなので注意が必要

多くのひとの命を載せるバス。そして、夜行バスや大型トラックなどの深夜運転。

「若いから」と夜遅くのシフトや遠距離の運送を任されやすいことが想定されます。

事故だけでなく、体調面の管理も求められてくるでしょう。

車を運転したい、大きなトラックやバスに憧れがあるひとにはおすすめですが、危険がついてくることも忘れないでください。

6−4.介護業界【高卒でも仕事には困らない】

少子高齢化の進む日本社会。

介護業界の人手不足は深刻なものになっていて、高卒求人でも多くの募集が見られるようになっています。

目の前に利用者さんがいて、ひとのあたたかさに実際に触れることのできる介護業界の仕事。

「ありがとう」という言葉によって仕事にやりがいを感じられるひとには、とてもおすすめできる業界です。

しかし介護業界では、病気や障がいのことなど、多くの知識が求められることも事実です。

介助の仕方や投薬のルールなど、「知らなかった」では済まされません

つまり、就職前から働きながらもずっと勉強して知識をつけていかなければいけません。

また、シフト制で夜間勤務も存在するし、体を動かすことも多いため体力も求められます。

体力や勉強に対するハードルが低い方にはおすすめですが、自信がない場合はしんどいかもしれません。

6−5.公務員【高卒でも安定が手に入りやすい】

高卒でも試験にさえ合格すれば、国家公務員にも地方公務員になることもできます。

公務員は安定性が担保されていることから、高卒には人気の仕事です。

充実した福利厚生も魅力の1つでしょう。

しかし、どの企業よりも学歴を優先しているのが公務員であることを忘れないでください

出世のスピードや給料など、大卒のほうが圧倒的に優遇がいいです。

また、公務員で身につくスキルは企業で評価されるスキルであることは少なく、転職しにくいのも事実です。

つまり、今特にやりたいことがないから安定した公務員を目指しているひとは要注意。

やりたいことが見つかったときに、その業界に転職することがとても難しいのが公務員です。

何かこれまで住んできた地域にしたい、という想いがあるのだとしたら公務員はとてもおすすめです。

しかし、なんとなく安定だから、と選ぶのであれば、おすすめはできません。

どの業界にもいいところはあるし、努力によっては大卒を上回ることができるのは事実。

しかし、大卒よりも不利があることには変わりありません。

どれだけ内定率が高くても、将来が不安定だと意味もないでしょう。

企業が高卒を求めているか、だけで企業を選ぶことはおすすめしません。

あなたがやりたいと思えることをしているか、という観点ももって就活に取り組んでみてください。

まとめ:高校生での就活は、仲間はいるがリスクが大きい!

「高卒で就活を行うひと私だけかもしれない」と思っていたそこのあなた。仲間はいるから安心して大丈夫。

しかし、安心できるのは「仲間がいる」という部分だけです。

高校生で就職しようと思うと、自分にあったところに就職するのはとても困難。

そのため、早期離職率が高くフリーターになってしまうひとも多いです。

また、学歴がないぶん、大卒の社員と同じ、またはそれ以上に出世していくためには多大な努力が求められます。

就業時間外に自宅で勉強していても、大卒のほうが優遇がいい、なんてことは当たり前と思ったほうがいいでしょう。

給料だって、どんどん大卒との差が大きくなっていくだけ。

自分なりに最大限の努力ができないのであれば、高卒での就活はやめて進学して専門的なスキルや知識を得るべきです。

ただ、どうしても働かなければいけないこともあるはず。進学という道を選べない可能性だってあります。

また、大学を無駄だと感じているのかもしれません。

本当に無駄なのかはあなたの将来を決める大きな意思決定になるので熟考する必要があります。

しかし、どうしても意味を見いだせないのであれば、早くからお金を稼ぐことのできる高卒での就職を進めていってはいかがでしょうか。

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