【何が悪い】フリーターはそんなに悪い?夢見がちダメ人間である3つの理由

フリーター悪くない

「フリーターなんてやめて、早く就職した方がいい」「え、正社員じゃないの?大丈夫?」

フリーターをしていると、そんな言葉を投げかけられたことがある人も多いのではないでしょうか。

でも、他人に「フリーターが悪い」と言われたら思いますよね。「本当に悪いことなの?」「何か自分悪いことしてる?」って。

実際、何か犯罪を犯しているわけでもないんで「悪いこと」なのか、と言われたら判断が難しいと思います。

そこで、フリーターを選ぶ現状と、周りが「悪い」と思う理由について紐解いていきます。

1.フリーターで生きるのも悪くない!叫びたくなるフリーターの現状

「フリーターのどこが悪いねん!」と思ったそこのあなた。はじめに伝えます。

結論から言うと、別に悪くないです。なぜなら、どんなキャリアを選ぶのかは個人の自由だからです。

とはいわれても、イマイチ納得できないとお考えでしょう。

ですので、「なんで正社員じゃないの?」という問いに対して、フリーターが思う、現状を紐解いていきます!

1-1.いろんな職種の経験ができる

「フリーターならいろんな仕事の経験ができる。毎日同じことの繰り返しなんて面白くない。いろんなことできる方がやりがいあるしいいじゃないか!」

フリーターは毎日同じ会社で同じ仕事をする正社員とは違います。

フリーターの強みはバイトの掛け持ちや派遣などで様々な種類の経験を積むことができます。

同業種の掛け持ちをすると、スキルの向上につながりやすいです。

なぜなら、他業種の場合は、自分の活躍できる世界の幅を広げられるからです。

今自分が何をしたいのかわからないなら、他業種を掛け持ちし、いろんな経験を積んでみることが将来を見る近道かもしれません。

フリーターでいることが自分らしく生きる将来のために一番いい方法である場合もあるのです。

1-2.好きなことや夢にかける時間がある

「アイドルになりたいんだ。そのためにはオーディションとかボイトレとかもあるから、自由にシフト組めるほうがいいんだ!」

また、正社員は毎日決まった時間の労働が求められ、時には残業があったりもします。しかし、フリーターなら自由にシフトを組むことができます。

例えばオーディションで1週間地元を離れる、という場合。

正社員になっていたらそんな長期間の有給取得は難しいし、休むわけにもいかない。

しかし、フリーターだったら自分でバイトの代わりを見つけさえすれば行けちゃうんですよね。

このように、自分の夢があって、そのための時間を一番大事にしたいと思うなら、フリーターで働くことが一番適切でしょう。

1-3.誰にも迷惑かけてない

「一人暮らしをして、自分で家賃も食費も全部払ってる。誰かに迷惑かけてないからいいじゃないか!」

フリーターとして働きながら、自分で生計を立てている人もいますよね。実家にお世話になるわけでもなく、自分の力で生きている人たち。

「正規社員じゃないだけで、仕事して家事もして、全部自分でしてるんだからいいじゃん」って思いますよね。

実際、フリーターで一人暮らしする覚悟を決めた人は、節約しながら自分で生きていたりします。

しかし、現実の出費は生活費だけではないんです。所得税や住民税・年金なども払わないといけません。

実際税金まで自分で払うことは、フリーターの収入では困難なことが多いです。

2.別にいいじゃないか!フリーターを選ぶ3つの理由

フリーターとして生きる人たちに対して多くの人が持つイメージはマイナスなことが多いです。だから、「やめたほうがいい」という言葉が飛び交う。

でも、本当にそうなのでしょうか。フリーターを選んだ理由が存在するんです。自分で考えて理由があって選んだ道なんです。

だから、別に悪くない。誰かに文句を言われる筋合いなんてないんです。言う権利もないんです。

多くの人が、どんな理由でフリーターを選んでいるのか紹介します。

2-1.夢見る少女タイプ

「私には夢がある。それを叶えるためにはお金が必要。だから、シフトを自由に組めるフリーターを私はする」

こんなふうに自分の夢を追うために自由の効くフリーターを選ぶ人も、20代前半には多いです。定職に就くことを捨てて、夢を追う覚悟を決めます。

バイドマンや女優、アイドル、作家。いろんなものを目指して、その道で生きていく覚悟を決めて、フリーターという道を選ぶんです。

しかし、夢見る少女タイプのフリーターは次第に減少していきます。

理由は単純です。叶わないと諦めはじめるから。このまま夢を追う不安にかられるから。

このまま夢を追い続けたらいつか叶うかもしれない。諦めて就職したら夢が叶う可能性はなくなる。

夢を叶えるためには、就職せずに追い続けるのが一番の近道です。

しかし、追い続けても叶わない可能性があります。夢を追いかけ、叶わずに終わる人がたくさんいます。

夢を追う期間が長いということは、挫折を何度も味わうということです。叶わない未来が現実味を帯びていきます。

夢が叶う理想ではなく、叶わずフリーターを続ける将来を考えてしまうんです。その結果、不安からフリーターをやめていきます。

2-2.泣く泣くタイプ

「本当は正社員として働くつもりだったのに。」「でも、フリーターになるしかなかった。」

こんなふうに、仕方なくフリーターという道を選ばざるを得なかった人も存在します。

さらに3つの事例を紹介します。

2-2-1.家庭の金銭的な事情

家庭の事情で大学中退後アルバイトをしているAさん。

これから先の将来に不安をいだきながらも、今の貯金額や学歴によってどう行動を起こせばいいのわからなくなっています。

また、就職してもそこでうまくやっていけるかわからない、という不安も抱えています。そんな後ろ向きの自分に嫌気が差してしまっています。

進学したからといって、みんながみんな卒業できるわけではないということですね。

今回は大学時の中退の話でした。しかし、社会人になったあと、急に田舎の実家に帰らないといけなくなって、退職しフリーターにならざるを得ない人も存在します。

将来に不安をいだきながら、何かしらの家庭の事情で高校や大学、会社から離脱した自分を責めています。前向きに行動できないんです。

「なんで自分だけこんな目に合わないといけないんだ」と言うような、悲観的な感情になることも多いでしょう。

Aさんのように、家庭の事情で泣く泣くフリーターという道を選択せざるを得なかった人も存在するというわけです。

Aさんのように金銭的な理由でフリーターという選択をしないといけない人もいます。

背景を知ろうともせず、フリーター全員に対してよくない、ということは本当に適切なのでしょうか。

2-2-2.リストラ

正社員として勤めていた会社の経営不振で40代でリストラされたBさん。

急なことで、失業保険はなんとかもらえたものの、再就職先は見つからず。

アルバイトもせず転職活動に励んでいたため、失業手当と貯金でなんとか生活をしていました。

個人事業主で生きていくことも考えていたBさん。

しかし、起業した知人の話に断念。しかし、転職活動もうまくいかない。

結局再就職先が見つかったのはリストラされてから1年後。働き始めたときには、貯金もすっからかんになってしまったそうです。

転職をする場合、年齢が上がるにつれてキャリアやスキルが求められるようになります。

スキルがなく転職する場合は、低賃金での労働になってしまいます。

自分で仕事をやめたわけでもなく、リストラにより無理矢理職を失っても、いい案件の仕事が見つからず、結局フリーターで過ごすことになってしまうのです。

2-2-3.就職先がブラック企業で退職

大学卒業時に内定先も得て、順風満帆に卒業し社会人となったCさん。

しかし、蓋を開けてみたらその会社はブラック企業と呼ばれる会社でした。

残業は当たり前。でも残業代は出ない。冠婚葬祭を言い訳にしないと、有給も自由に取らせてもらえない。

毎日毎日怒られ罵声を浴びせられ、これ以上在籍し続けたら心が病んでしまう。ということで辞職したCさん。

「またブラック企業だったら、、、」「前みたいなところしかないんじゃないか」そんな不安から、転職活動にも前向きに取り組めなくなっていました。

また、短期間での離職は人事の目につきます。「うちでもすぐにやめるんじゃないか」と懐疑的に思われてしまいます

ただ自分の身を守るためにした辞職によって、他の企業での正規雇用への道が狭くなってしまうこともあるというわけです。

そして、正規雇用にならないからズルズルとフリーターで居続けてしまうのです。

2-3.自由謳歌タイプ

「正社員なんて毎日堅苦しいだけじゃないか」「自分の人生だから、好きに生きたい」

毎日の同じ業務への嫌悪感から、自由を謳歌したいと思いフリーターを選ぶ人も存在します。

フリーターであるから、社員ほどの責任が問われることもありません。

また、休みたいと思えば自由に休むことだってできます。

気楽さや自由さが魅力のフリーター。

毎日の決まりきった生活が嫌で、自由な生活に憧れてフリーターであることを選んでいる人も存在するというわけです。

3.なぜフリーターは悪いと言われる?世間が持つ3大マイナスイメージ

別に誰にも迷惑もかけず、自分の好きなように生きているフリーター。

それでも、世間的には「正社員の方がいい」という風潮はなくなりません。

だからこそ、何度も「正社員になりなよ」と言われてきたフリーターの方たちも多いのではないでしょうか。

何度も何度も言われて、もううんざりしている人も多いでしょう。

別に、多くの人がフリーターが嫌いでそんなことをいっているわけではないんです。実は、本人のことを心配している場合が多いんです。

世間の目としてフリーターに対してどんなイメージが抱かれているのか、なぜ「フリーターはよくない」と伝えるのかを考えてみましょう。

3-1.現実逃避しているだけ

「誰にも迷惑かけてないとかいってないでさ、もっと現実見て行動しなよ。正規雇用になったほうがいいって!」

現実をみてないというような言葉をかけられたことがあるのではないでしょうか。

周囲の人からは、なにかしらの都合のいい屁理屈で、「フリーターの何が悪い?」といっているだけに見えているのです。

ただ、人間の本質的な感情として、何か変化が起ころうとすると「楽をしたい」「現状を変えたくない」という感情になります。

これを心理学用語で「現状維持バイアス」といいます。

現状の安定を求め、未経験の未来への変化を「安定の損失」と感じ、現在の状況に固執することです。

実は、フリーターだと将来が不安定なことわかってるんじゃないの?将来に向かって現在を変えることが怖くなってるだけなんじゃないの?

なんで将来の不安定性に目を向けずに、今の楽さばかりみて道を選ぶの?

周りの人には、フリーターの人は今しかみていないという認識があるというわけです。

3-2.努力していない

「努力すればいい就職できるんだから。怠けてないで就職活動頑張ってフリーターなんて早くやめちゃいなよ。」

転職がうまくいっていない人に対して世間の人たちの多くが思っていることです。

多くの人は、転職エージェントやハローワークに登録すればそれなりの仕事なら見つかるだろう、と思っているのです。

しかし、フリーターの転職は簡単なものじゃないです。

転職してしまうと、新しい職場探しの時間が限られてきます。家族を養うためには、そこそこの給料の会社ではいけないときがあるんです。

何かあった時にフリーターよりも正社員の方が、という世間の声もわかります。ですが、その条件で転職することのデメリットのほうが大きいこともあります。

ただ、周りの人には、転職先も探さずフラフラしている、というふうに見えて、批判されてしまいます。

3-3.将来のことを真剣に考えていない

「今はそれでよくても将来どうするんよ。もっと真剣に考えてさ、フリーターやめて就職したほうがいいよ。」

「今、迷惑かけてないから」「今、楽しいから」「今、自由でいいから」

フリーターは、今のことしかみていない。今さえ良ければいいと思っている。将来のこと何も考えてない、と見られることが多いです。

もし、けがになったときどうするの?もし、急にお金が必要になったとき払える貯金はあるの?

将来のあなたを心配する気持ちから、少しおせっかいかもしれないですがキャリアに口を出す人が出てくるのです。

安定しないフリーターという道で生きていく人をみて、自分の将来なのになんで真剣に考えないんだ、という憤りを感じているのです。

4.「フリーターはよくない!」周りがあなたに伝える理由3選!

(1)収入が低い

フリーターの収入は20代の頃は正規雇用の社員と大幅な差はありません。(とはいっても正社員ですと手取りは低いものの将来的な保証が充実しています)

しかし、フリーターでは働き続けることで昇給することもほぼありません。

結果として、年齢が上がるにつれて収入の差が大きくなります。

「◯年齢が上がれば収入が増加する正社員に対して、パート・アルバイトはほとんど上がらず、横ばい状態となっている。 

◯正社員と正社員以外の雇用形態との賃金格差が、年齢が高くなるにつれ広がっている(45~54歳では正社員の半分)。」

フリーターと正社員の生涯年収格差 厚生労働省 参照

生涯賃金で考えると、1億以上の差が開いてしまいます。

年齢が上がるにつれてライフステージの変化などもあり、お金が必要になる場面も多いにもかかわらず、給料は上がらないのです。

また、何か急にお金が必要になったときに払えるだけの貯蓄ができるかもわかりません。

(2)ローンや融資に必要な社会的信頼がない

何か大きな買い物をしたいと思っても、フリーターだと安定しないから、という理由で購入できない可能性があります。

例えば、ライフステージの変化に伴い、家を建てたい、いい車を買いたい、と思ったりすることがあるかもしれません。

しかし、フリーターは収入が安定せず、いつ無職になるかわからない、という目でみられ、ローンや融資を受けられないことがあります。

その結果として、自分がほしいと思ったものを買うことができず、我慢しなければならなかったりします。

(3)年金が少ない

定年後年金をもらって生活します。その額に大きな差が生じてしまうのです。

多くの人がもらう公的年金には大きく分けて2種類あります。それは国民年金と厚生年金です。

国民年金はすべての人にもらう資格があり、フリーターの人も受け取ることができます。

国民年金と違い厚生年金は会社員がもらえる年金で、フリーターの場合はもらうのが難しいです。

つまり、働いているときだけでなく老後の収入にも大きな差が出ることになります。

5.フリーターから正社員になるためにするべきこと

フリーターを選んだ人は、その人なりの覚悟や選択があって行動しています。

では、もしフリーターという道を選んだけど、正社員になりたいと思ったときにはどうしたらいいのでしょうか。

5-1.20代のうちに行動したほうがいい(過ぎてるならできるだけ早めに)

フリーターをやめて就職活動をするなら、20代のうちに行動することをおすすめします。

日本の転職市場において、年齢が上がれば上がるほどスキルやキャリアがないと再就職しにくい、という現状があるからです。

経歴やスキルのない人が転職するなら若いうちじゃないと就職しにくいということです。

特に、高校中退、大学中退、などでフリーターをしていると、バイトで経験を積んでいても、スキルとして認められることが難しいです。

また、履歴書から長年就職していないことがわかります。「何か問題があるのではないか」という目で人事からも見られてしまいます。

20代のうちは、まだまだ企業側も育てるつもりで採用してくれます。就職するなら早めに行動しましょう。

5-2.転職エージェントの活用

フリーターの場合、自分で就職活動をするよりも転職エージェントを活用するほうが圧倒的に効率がよく、条件にあった求人が見つかります。

なぜなら、公開されている「未経験歓迎」の求人も、数集めのためで、書類選考で落とされてしまうこともあるからです。

活躍するのは転職エージェントです。フリーターに特化したエージェントも存在します。

フリーターに特化したエージェントでは、非公開で学歴や職歴等関係なく採用してくれる求人を多く取り扱っています。

つまり、自分で探すよりも条件に近い求人を見つけやすいというわけです。

6.フリーターにおすすめしたい転職エージェント集

ネットを見ればいくつもの転職エージェントは存在します。しかし、フリーターには使いにくいものも多いです。

経歴がないフリーターがそもそも登録や面談さえもできないものも多く存在します。

そこで、就職したいフリーターの方におすすめの転職エージェントをご紹介します。

(1)ヤンキーインターン

自分の可能性を最大限に発揮することを目的とした転職エージェントです。

対象は17~24歳までの最終学歴が中卒・高卒である人です。東京での生活や学習に必要なものを無償で提供します。

同じ想いを持つ仲間と一緒に切磋琢磨しながら、自分の強みを力に変えていけます。

自分の可能性に蓋をすることなく、自分らしく活躍できる職を見つけることができます。

(2)就職shop

人材業界最大手のリクルートが運営する、20代のフリーターやニート向けの転職エージェントです。

幅広い業種の非公開の求人を紹介してくれます。また、未経験でも書類選考無しで面接を受けられる求人が多いことも特徴です。

また、経歴やスキル等で登録できない、ということはないです。そのため、フリーターからの転職にはおすすめです。

担当のキャリアコーディネーターが親身になって話を聞いてくれます。扱う求人数も多いので、あなたに合う求人を紹介してくれます。

(3)ハタラクティブ

未経験でも可能な求人に特化した転職エージェントです。フリーターの人にはおすすめです。

履歴書や職務経歴書の添削、また面接の練習などのサポートも充実しています。書類審査はあるものの通過率も内定率も高いです。

しかし、未経験可能な求人に特化しているため全体的な求人の保有数は少ない、というデメリットも存在します。

またその結果として、条件に合う求人が見つかりにくい、という可能性もあります。

まとめ:なぜ「フリーターはよくない」と言われ続けるのか。

あなたの人生は、あなたのものです。フリーターという道を選ぶということ自体は、決して悪いことではありません。

何かしたいことがあって、そのための資金集めなのかもしれない。

やむを得ず、仕事をやめるという選択を取らざるを得なかったのかもしれない。

「フリーター」とひとくくりにしても、背景には様々なストーリーがあります。計り知ることはできません。

しかし一度、今ではなく、何年、何十年先の自分のことを考えてみてください。見えてくる世界が違う可能性があります。

「フリーターなんてやめときなよ」という人たちはうっとうしいですよね。でもみんな、あなたのことを気にかけているんです。

将来のあなたに、後悔してほしくないだけなんです。

フリーターでも、正社員でもどっちでもいいです。あなた自身が、将来後悔しない選択を積み重ねていきましょう。

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