フリーターでも就職はできるのか?正社員になるためのたった1つの頼みの綱とは

フリーター就職できるのか

「周りが次々に出世や結婚ラッシュが続き、漠然と焦りがでてきた」

「フリーターをしていたが、このままではダメだと思い始めてきた」

「人生を変えたいという気持ちが湧き出てきた」

周りの友達から影響され、フリーターから正社員へ就職しようと考え始めた人も多いのではないでしょうか。

フリーターから就職することは可能です。

とはいえ、「やりたいことないしな」であったり、「自分が社会に受け入れてもらえるのか」など不安感を感じるはず。

この記事では、フリーターの方に向けて、日々企業の採用支援をして、企業側の視点を持っている私が記事を書いていきます。

この記事を最後まで読み進めていくと、漠然とした不安が解消され、フリーターが正社員になるための具体的アクションまで知ることができるでしょう。

1.フリーターが正社員に就職するのは難しい?

「フリーターから正社員への難易度ってどのくらい?」

「長年フリーターだったのに正社員になれるのかな?」

フリーターから正社員になることに対して、漠然とした不安を抱えている方が多いのではないでしょうか?

ズバリ、フリーターから正社員に就職することは、時期や状況によって難易度が変わってきます。

時期というのは、年齢やフリーター歴。

状況というのは、働く意欲のようなマインド面。

まずは全体としての正社員になれる確率を数字から読みとっていきましょう。

1-1.フリーターと正社員の違い

フリーターとは、内閣府の定義でいうと「学生や主婦を除く若年者(15~34歳)のうち、パート・アルバイトで働いている人やパート・アルバイトで働く意志のある無職の人」としてます。

総務省統計局「労働力調査」から見ると、フリーターの数は現在138万人おり、男女の内訳として男性が66万人、女性が72万人です。

一方で正社員とは、厚生労働省の定義でいうと3つあります。

  1. 労働契約の期間の定めがない
  2. 所定労働時間がフルタイムである
  3. 直接雇用である者

フリーターと正社員の大きな違いとしては、4つあります。

  1. 「取得できる休日の違いや収入」
  2. 「給与」
  3. 「福利厚生」
  4. 「社会的信用」

参考先:総務省統計局https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/index1.pdf

1-2.フリーターから正社員に就職できる確率

実際、フリーターから正社員になれる確率はどのくらいなのかは気になるところ。

男女や年齢、フリーター歴によって、企業からの見られ方は変わってきます。

1-2-1.フリーター就職における男女別の確率

厚生労働省の統計によると、フリーター期間が半年以内では、男性で約7割、女性で約6割の人が正社員になっています。

しかしフリーター期間が3年を超える場合では、男性で約6割、女性で約4割。

フリーターの期間が長くなると、男女ともに下がってしまいます。

女性が男性よりも下がった理由としては、結婚や出産で辞めたり、長期間休んだりする可能性があるから。

企業はできるだけ、長く働き、活躍してほしいと考えるため、女性のライフスタイルはリスクと捉えるようです。

参考先:厚生労働省「若年者雇用対策の現状等について」 https://www.mhlw.go.jp/content/11801000/000548637.pdf

1-2-2.フリーター就職における年代別の確率

厚生労働省の統計によると、「正社員を採用する予定があった」事業所の割合は全体の 49.9%。

「正社員を採用する予定があった事業所」の求人にフリーターからの応募があった事業所の割合は 25.4%で、実際にフリーターを正社員として採用した事業所の割合は、18.5%でした。

「採用した」18.5%の内訳を年齢層別にみると、「15~34 歳のみ」が10.0%

平成 30 年若年者雇用実態調査の概況 – 厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-h30_gaikyou.pdf

この数字だけ見ると、やっぱりダメなのではないかと落ち込むかもしれません。

しかし、正社員を採用する予定があった事業所に、フリーターであったことをどのように評価するのか年齢層別にみてみました。

15~34 歳では「プラスに評価する」事業所が 3.1%、「マイナスに評価する」事業所が 13.5%と「マイナスに評価する」事業所割合のほうが高いです。

しかし「評価にほとんど影響しない」事業所が 68.1%と全体の約7割を占めていました。

つまり、7割の企業が「フリーターであること」については気にしないとしてます。企業が気にするところは、過去ではないのです。

どちらかというと、これからの未来を気にしています。

そのため、正社員として就職することは不可能ではありません。『あなた次第』で、チャンスはあります。

2.フリーターから正社員になりやすい人の特徴

結論をいうと、「働く意欲がある人」

働く意欲がある人は企業から見ると、会社に一生懸命貢献してくれそうな姿勢を感じることができます。

実際、厚生労働省の調査でも、フリーターを正社員として採用する際に重視するとき、「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」が最も高く68.7%もあります。

次いで、「マナー・社会常識」(59.8%、52.5%)、「コミュニケーション能力」(52.5%、46.0%)の順となっています。

つまり、企業は自分の会社のために頑張ってくれる人を好みます。

「社畜」を好むの?と思った方、そのような意味ではないです。

仕事に置き換えると難しく感じますが、日々の生活での友達との関わりを思い出してみてください。

「友達が自分のために何か頑張ってくれると嬉しい」という気持ちに皆さんもなりませんか?

それと同じです。

企業も企業のために頑張ってくれる人が好きで、頑張ってくれている姿勢に希望や将来性を感じます。

3.フリーターが就職活動をする前に悩むこと

フリーターから正社員 悩むこと

実際に就職活動を始めようと思ったとしても、やはり「自分がどうみられるか」「受け入れられるか」が不安になると思います。

3-1.フリーター就職を少しでも有利にするために資格は必要?

多くのフリーターの方が正社員としての就職活動をするとき、資格を取ろうかと考えます。

結論から申し上げると、資格はあまり必要ではありません。もちろん、あるにこしたことはないです。

またエンジニアや、不動産業界を志望しているのであれば、資格を持っている事で有利になることはあります。

理由としては、入社したときにすぐに活かすことができるから。

しかし、よく考えられるパソコンの資格や英語の資格などは、勉強を取り組む姿勢がある人という印象を持つことはできますが、そこまでプラスになることはありません。

企業は資格よりも、あなたの働く意欲を重要視しているから。

資格をとる時間とお金があるのであれば、すぐに就職活動を始めることをおすすめします。

リンク先:再起ログ https://saikimedia.no-limit-inc.co.jp/kousotu-sikaku/

3-2.学校に通う必要はある?

高卒の方はよく、専門学校に通いなおすべきかと迷われます。専門学校は、勉強したい学問ではない限り通う必要はありません。

理由としては、2年間という時間がかかるのと、費用面に関しても2年間で200万円前後の費用がかかりもったいないからです。

学歴を気にする企業もありますが、一方で学歴を気にしない企業も多いです。

もし学歴をつくるために学校に行こうと考えているのであれば、すぐに就職活動を始めることをおすすめします。

学歴以上にあなたの人柄や意欲を評価してくれる企業に出会うためにぜひ行動してみてください。

4.フリーターから正社員の就職活動のための5STEP

実際、就職活動を始めようと思ったものの、何から始めていいかわからないということはよくあります。

誰でも通る道なので安心してください。ひとつずつクリアにしていきましょう。

4-1.STEP1自己分析

自己分析を怠る方は多いですが、非常に重要です。

自己分析とは、自分の感情や価値観と向き合うことです。

自己分析ができていないと面接の時に困ります。

面接官は、あなたのことを知ったうえで自社とマッチするか判断したいと考えています。

そのため、自分の言葉で自分自身を伝えることができない場合、面接後「結局あなたのことがよくわからなかった」となり不合格になる確率が上がります。

だから、自分自身がどういう時に嬉しいと感じ、どういう時にストレスを感じ、どんな人に囲まれていると幸せで、物事に対してどんな捉え方をするのか。

ひとつずつ、言語化してみてください。

この時、紙とペンを用意してとにかく書いてみることをおすすめします。

一人でできなければ、友達としてもいいと思います。これを機会に、自分自身ととことん向き合ってみてください。

4-2.STEP2企業分析

自分が受けようとしている企業が、どのような会社でどのようなことをしていているかなどは事前に調べるようにしましょう。

理由としては、面接の時に必要になってくるから。

企業も求職者の自社への志望度や理解の度合いは非常に興味があります。

それだけ、自社のことを考えてくれていた、理解しようとしてくれていたという印象を持てるからです。

そのため、企業のどのようなところに魅力を感じたかは、伝えることができるよいでしょう。

4-3.STEP3履歴書と職務経歴書作成

履歴書と職務経歴書は、めんどくさいという感情が先行してしまうのも事実です。

理由は、どのように書き進めていけばよいかが分からず、手を付ける優先順位が遅くなるから。

しかし、履歴書はあるフレームワークを使えば、簡単に書くことが出来ます。

それは、PREP法」を使うこと。

PREP法とは、「結論→理由→具体例→結論」という順番で文章を書くことです。

文章にまとまりがでて、無駄な思考も減ります。

履歴書や職務経歴書は、企業にとっては、求職者との初めての接触ポイントとなり、深掘りをするためのツールとなるため「PREP法」を利用してぜひ書いてみてください。

4-4.STEP4面接練習

面接はあなたをアピールする場であり、一回勝負の場所でもあります。

ただ、面接で聞かれることは大体決まっております。そのため、事前に面接の場を想定したうえで、鏡の前などで練習してみるとよいでしょう。

実際にイメージすることで、本番も焦ることなく本来の力を発揮できる確率が上がります。

4-4-1.これだけはやっていけない!フリーター就職の面接でのNG3選

(1)福利厚生や給料、休日は何日かなどの質問をすること

自分が受け取るものだけを聞くひとは、受け身な印象を持ってしまいます。

企業は、働く意欲がある人を求めています。休むことばかり考えている人には、がっかりしてしまいます。

もちろん、休むことが悪いわけではないです。ですが、面接のタイミングでは控えましょう。

内定が貰ってから、聞くことをおすすめします。

(2)聞かれた質問に答えないこと

「聞かれた質問に答えない人」は意外と多いです。

聞かれた質問に答えないとは、問いかけられた質問に対しての答えでなく、ずれた回答をしてしまうこと。

「そんなことあるの?」と思う人も多いと思いますが、緊張する面接ではよくあることです。

聞かれた質問の回答だけでなく、つい他の情報も付け加えて伝えてしまうこと。

問いかけた質問に対しての回答でないと、「言葉のキャッチボールができない人」という印象を面接官はあなたに対して持ちます。

言葉のキャッチボールができないと、入社後、コミュニケーションが取りづらいイメージにも繋がるため、面接が落ちる確率も上がり危険。

面接では、聞かれた質問に対してだけ答えるようにしましょう。

(3)もじもじしていること

もじもじとは、自信のないようなそぶりです。

「この人大丈夫かな?」というような印象を企業側は持ちます。

面接は、緊張するものです。自信をいきなり持て、なんて言われても持てないと思う気持ちも

十分に理解できます。

しかし、自信がない素振りはそれだけで損をしてしまうので、非常にもったいないです。

そのため、「自分ならできる」と思い込み、「落ちても死ぬわけではない」と心に余裕を持たせ、どっしり構えて望みましょう。

4-4-2.フリーターから就職をする際に意識するポイント

「企業側の正社員として求めていることを考えること」

企業は求める人物像を持っています。

求めている人物像に当てはまる人を探すために採用活動をしています。

そのため、面接などでアピールする際は、合わせにいかなければいけません。

例えば、チームワークを重要視するような企業であれば、チームワークでの経験があることをアピールする必要があります。

理由としては、企業は採用した際、求職者が馴染めるか、過去の経験をもとに納得性や再現性を高めたいからです。

ただ注意として、合わせにいく際、合わせにいきすぎないようにしましょう。

理由としては、合わせすぎると企業は不信感を感じるから。

自分自身の感情を合わせるのではなく、自分の今までの経験を根拠に合わせにいくべきです。

企業がどんな人を求めているかを考えながら、面接でアピールするようにしましょう。

5.フリーターが就職活動をスムーズに行うための3つの方法

就職活動を進めるためのステップは沢山ありました。ここで感じたのが、「自分ひとりではできそうにない」「難しそう」だと思います。

不安な人のために、オススメのツールを紹介しています。

5-1.求人サイト

求人サイトには、多くの就職活動に役立つコラム記事が載っています。

自己分析のやり方であったり、面接対策など、自分自身が困っていることに合わせて、情報を収集することができます。

ウズキャリ:フリーターでも内定率86%以上で、就職後の定着率も93%が強みのエージェント https://uzuz.jp/

5-2.ハローワーク

厚生労働省が運営する職業紹介機関です。

「わかもの支援窓口」という仕事探しに関する相談を一からすることができる支援サービスがあります。

一人では進め方がわからない方は、一度相談しにいくこともいいでしょう。

ただ、「わかもの支援窓口」は人気で予約が取りづらいため、早めの予約をおすすめします。

ハローワーク:https://www.hellowork.mhlw.go.jp/

5-3.エージェントサービス

仕事に関する相談が無料でできるという点では、ハローワークと同じです。

エージェントサービスでは、それに加え、あなたに合う企業も併せて紹介してくれ点が特徴です。

ただ、エージェントサービスをしている企業は沢山あるため、利用する際は、フリーターの支援を中心にされているエージェントを利用することをオススメします。

ハタラクティブ:20代のフリーター向けエージェントhttps://hataractive.jp/

6.焦ってブラック企業に就職しないために気を付けること3選

就職活動が上手く進まない時期ももちろんやってきます。そんな時に、焦ってブラック企業に就職しちゃうなんてことがないように気を付けなければいけません。

6-1.ブラック企業の定義

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、3つあります。

  1.  労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
  2. 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
  3. このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

しかし、ブラック企業の定義は各々が持っているものです。

例えば、「残業が多い」ということでも、会社から頼まれて残業をしている人と自分から好んで残業をしている人では、受け取り方が変わってきます。

前者は、残業が多い、ブラックと捉えますが、後者は、残業と捉えないかもしれません。

このように、自らの受け取り方によってブラックかどうかは変わってきます。

6-2.企業を選ぶ時にチェックするポイント

・離職率

離職率が高い企業は、人が定期的に辞めている証拠です。採用ページに載っているため、CHECKしてください。

数字が高い企業は要注意!

もしくは、離職率ではなく「定着率」と表現している企業もあります。

定着率とは、従業員が入社してからN年(ヶ月)後にどれくらいの割合で定着しているかを表したもの。

定着率は、数字が高い方がいいため、同じく採用ページでCHECKしてみてください!

・デメリットを説明するか

デメリットを言わない企業は怪しいので要注意。

どの企業にも、プラスの面だけでなく、マイナスの面があります。

そこを隠す企業は危険です。そのため、「オープンワーク」という口コミサイトをみると良いでしょう。

・教育制度があるか

設立して間もないスタートアップなら問題ありませんが、設立して年月が経っているのにも関わらず、教育制度がない企業は危険です。

理由は、従業員の将来を考えていないのと同じだから。

企業は、人がいてこそ事業が成長し組織として成り立ちます。また、人が成長しない限り自社の事業を大きくすることはできない。

そのため、従業員を成長させる教育制度をつくれていないのは、従業員を成長させ戦力にすることに優先順位を上げていないとも言えます。

つまり、企業が従業員の成長に興味がないとも捉えることができる。

あなたに関心を持ち、あなたの成長を考えてくれる企業をみつけましょう。そしたら、あなたも必然的に貢献したくなるはず!

7.正社員での就職が踏み切れない人の選択肢

「正社員ってこわいな~」

「自分に務まるか不安だな~」

どこかまだ不安を抱えている方。安心してください。派遣社員からでも始めることは可能です。

派遣社員で慣れた後、正社員になることもできます。

8.実録!フリーターから正社員になれた体験談

Aさん、女性、23歳、大卒、フリーター歴1年間

大学在学中、やりたいことが特になかったAさん。そのため、就職活動をやる気がおきず1社も受けずに大学を卒業。

大学卒業後は、学生時代から続けていたバイト先で、継続的に仕事を。

そして1年の月日が経過したとき、「このままではいけない」と思うようになり、就職活動をようやく決意。

ずっと好きだったカメラや映像関係で仕事はできないかと考え、映像関係を中心に面接を受けていく。

初めは、1年間フリーターであったことをどう思われるか不安でいっぱい。

しかし、そのとき「エージェントサービス」をネットでみつけ、面談を応募。

面談後、真摯に自分の話を聞いてくれるアドバイザーに心を許し、その後は定期的に履歴書作成や面接対策などをサポートしてもらうように。

そのおかげか、自分で探し当てた動画編集の会社から、はじめはアルバイトとして採用してもらい、半年後、無事正社員として内定を!

まとめ フリーターが正社員で就職することは意欲があれば可能!

フリーターでも正社員になることは可能です。

ただ、絶対に必須なことは「働く意欲」です!

企業の面接担当者は、他にも沢山のポイントを見ていますが一番大切にしているのは、「意欲」です。

就職活動をするにあたり様々な不安があると思います。もしかすると、嫌なことや辛いことも待ち受けているかもしれません。

しかし、あなたはたとえどのような不安があったとしても、何か変化を起こさなければいけないと思いこの記事を読み進めたはずです。

初めは自信がなくても大丈夫です。踏み出す勇気を持てただけで素晴らしいです。

後は、あなたの未来のために実際に一歩を踏み出すだけです。

ぜひ一歩踏み出せ、新しい世界と出会えることを祈っています!

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